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春から研修医の方へ!初期研修開始前に準備しておくと捗るモノまとめ
こんにちは、やぎ(@yagi_note01)です!
国家試験、本当にお疲れ様でした!
まずは春休みをしっかりと最後まで満喫してください!
一方で、4月から始まる新生活に期待と不安・緊張が入り混じっているかと思います。
研修生活に向けて準備しておくだけで、不安は軽減されますよね。
この記事では、『とりあえずこれを準備しておけば職場で困らないモノ』をリストアップしておきました。
あわせて、個人的にオススメな『準備すると捗るモノ』も紹介しています。
しっかりと準備をして、不安なく新生活を迎えられるようにしましょう!
初期研修前に準備しておくと捗るモノまとめ
最低限準備するモノ
- 白衣・スクラブ(学生時代からのもので可)
- 聴診器(学生時代からのもので可)
- シューズ(靴紐のないスニーカーがオススメ)
- ペンライト
- メモ帳・ボールペン
- シャチハタ
- 腕時計
準備すると捗るモノ
- 着圧ソックス
- リール付きネームカードホルダー
- ポケットマニュアル類(救急当直用1冊、病棟管理用1冊)
- iPad mini
詳しく説明
以下で詳しく説明していきます。
白衣・スクラブ
白衣・スクラブに関しては、いずれも学生時代につかっていたもので十分です。
病院から支給されるものもあるかと思いますので、それでもOKでしょう。
病院でまとめてクリーニング業者に提出してもらえる場合も多いと思いますが、返却されるまで案外時間がかかります。
自前のものを着る場合には、スクラブは3-5着はあると着回しが効いてラクです。
余裕をもって平日5日分、計5着はあるのが個人的な理想です。
購入する際のポイントはデザイン・生地・収納力がポイントになると思いますが、大きめのポケットがついたものを勧めます。
iPad miniがポケットに入るかどうかを基準に考えればいいと思います。
個人的にはスクラブはDickiesが、白衣はドクターコートがオススメです。
どちらもポケットにiPad miniが入りますし、着心地も良いです。
聴診器
聴診器に関しても、学生時代のもので十分です。
しかし『よく使う仕事道具には投資したほうがいい』というポリシーのもと、私は2年目のときにリットマンのマスターカーディオロジーに新調しました。
持ちやすく、聞き取りやすいので買ってよかったと思っています。
呼吸音や心雑音をあきらかに聴取しやすくなりました。
シューズ・着圧ソックス
初期研修中は立ち仕事も多く、疲れが溜まりやすいので足元には投資したほうがいいと思います。
とくに私の場合、心カテのある循環器内科ローテ時や、手術のある外科ローテ時などは立っている時間のほうが長く、帰宅したときには脚が棒のようになることはザラでした。
とてもしんどかったです…。
職場で過ごす時間は長いため、少しでも過ごしやすくするほうがいろいろ捗ります。
履きやすく動きやすいものを準備しましょう。
シューズは靴紐のないスニーカーを、ソックスは着圧ソックスをオススメします。
靴紐がないだけで紐がほどけるストレスから開放されます。履き替えもスムーズで捗ります。
また着圧ソックスを使用後から、脚の重だるい疲労感がなくなりました。とてもオススメです。
ペンライト
ペンライトは最初のうちは瞳孔径がプリントしてあるものがいいと思います。
充電式がいい場合には、USB充電式のものもコスパよくオススメです。
上記で十分ですが、ペンライトは割と壊れやすいです。
しっかりとしたモノがほしい人は、値段は高いですがこちらのWelch Allyn(ウェルチアレン) のペンライトがオススメです。
2本壊れたので私は結局これを買いました!
ハロゲン電球でやわらかい明かりであり、造りもしっかりしているので壊れることもなく満足しています。
メモ帳・ボールペン
初期研修以降も必需品です。理由は以下の3点。
- ぱっとメモしたいときにスマホ出すのはめんどくさい
- iPadとApple Pencilよりも、結局メモ帳とボールペンのほうが早い
- 患者さん・ご家族の前でスマホ・タブレットでのメモはなんかしにくい
ボールペンは三色以上あるものがなにかと重宝しますのでオススメです。
僕はジェットストリームを愛用していますが、なんでもいいと思います。
院内ではなにかと失くしやすいので、安いものでいいと思います。
メモ帳は胸ポケットに入るサイズがいいでしょう。
マルマンのニーモシネは書き心地もよく、ある程度幅もあるので持ちやすく良かったです。
印鑑・シャチハタ
処方箋交付時などにないと困ります。
安いシャチハタでいいので準備しておきましょう。
ストラップ付きの小さいものが便利です。
PHSにでもつけておきましょう。
ボールペンに付属するものも便利ですが、ボールペンはなくしやすいので自分は使うのやめました。
腕時計
なにかとないと困ります。
死亡確認の際などには、スマホで時刻を確認するのは道義的にはばかられます。
Apple Watchなどのスマートウォッチは便利ですが、体液などで汚れる可能性がどうしてもあるので、自分は勤務中はつけるのを避けています。
安い時計でいいので、準備しておきましょう。
カシオの1500円程度のものが安くてデザインもシンプルでオススメ。
リール付きネームカードホルダー
必須ではありませんが、あると便利。
院内のカードキーなどを開ける際にかかる時間が1秒節約されます。笑
たった1秒ですが、ストレスも軽減されQOLがあがるのでオススメです。
買う際は、リール部分でくるくる回らないタイプのものを選びましょう。
100均のものでもOKですが、ネームカードがくるくる回ってじゃまになるストレスが軽減されます。
ポケットマニュアル類
iPhoneやiPadに電子版をいれていても良いですが、ポケットに1冊忍ばせておくとサッと調べられて便利です。
巻末付録の薬物投与一覧などは、紙媒体のほうが確実にみやすいです。
(しかも案外そういうページのほうが使う機会多い)
救急当直時用に1冊、病棟管理用に1冊あれば理想的です。
オススメは以下のもの。どれを選んでも十分だと思います。
- 救急当直用 下記のいずれか
-
- 当直医マニュアル
- 当直ハンドブック ver.2
- 京都ER 第2版
- 病棟管理用 下記のいずれか
-
- 総合内科病棟マニュアル 青本
- 内科レジデントマニュアル 第9版
私は『当直ハンドブック』と『総合内科病棟マニュアル 青本』をポケットに忍ばせています。どちらも使い勝手が非常にいいです。
また、当直医マニュアルは電子版で入れています。
iPad mini
すでにiPadを使っている人も多いかもしれませんが、ポケットに大量の教科書が入って持ち歩けるのは強いです。
ちょっとしたスキマ時間に解剖の教科書参照したりなどできるのは非常にありがたいです。
スマホにも電子書籍は入りますが、やはり小ささがネックです。
ぱっと調べ物をしたい時に一覧性に欠けます。
(Garaxy Foldなどの折りたたみスマホ使っていれば別ですが…。)
その点持ち運びやすさと画面の見やすさを両立させているiPad miniは非常にオススメです。
画面サイズ・Apple Pencil 2が使えることなどから理想的にはiPad mini 6です。
ですが、正直そこまでApple Pencil持ち歩く必要性はないのでiPad mini 5でも十分だと思います。
私も職場ではiPad mini 5を使っていますが、困ったことはありません。
まとめ
『とりあえずこれを準備しておけば職場で困らないモノ』、個人的にオススメな『準備すると捗るモノ』をご紹介しました。
最低限準備するものを整えて、働きながら必要に応じて増やしていくのが現実的かと思います。
この記事がみなさまのお役に立てば幸いです。
では!
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