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【無料】Macでの医学用語の変換を最高にスムーズにする設定【Google日本語入力 + DMiME】

全医療従事者にオススメ。医学用語の変換を最高にスムーズにする設定

この記事は約5分で読めます

こんにちは、やぎ(@yagi_note01)です!

スライドやレポートを作成するとき、医学用語がスムーズに変換されなくて時間がかかった経験は医療関係の方なら一度はあると思います。

ただでさえ忙しい生活です。余計な時間はかけないに越したことはないと思います。

今回は全医療従事者にオススメの、医学用語の変換を最高にスムーズにする設定をご紹介します。

無料10分程度でできる設定ですので、まだ設定していない人はぜひ設定してみてください。

やぎ

10分の時間を投資して、今後の資料作成の時間とストレスを節約しましょう。

はじめに結論です。

Google日本語入力にDMiMEを導入することで、医学用語変換はスムーズになる。

これから設定方法を図をつかってわかりやすく解説していきます。

※ 今回はMacでの設定で説明します。Windowsでもこの組み合わせがオススメなのは変わりありません。

目次

なぜGoogle日本語入力 + DMiMEが最高なのか

そもそもGoogle日本語入力が最高

Google日本語入力とはGoogleが提供する日本語入力ソフト(IME)のことです。

そもそもGoogle日本語入力自体の使い心地が最高レベルなため、これだけでも日常生活は十分すぎるくらいです。

使い心地がいい理由としては、以下の3つ。

  1. 変換速度が速い
  2. 入力補完機能が極めて優秀
  3. 常にアップデートされ、最新の単語にも対応

変換速度が速い

Google日本語入力の動作は軽快で、変換速度にストレスを感じることはほぼありません。

Mac純正のIMEは、特にLive変換をオンにしているときには動作が遅いときがあります。

入力補完機能が極めて優秀

Google日本語の予測変換は極めて優秀なため、タイピングがスムーズになります。

固有名詞にも対応していますし、自分がよく使うことばを優先して変換するように学習してくれます。

常にアップデートされ、最新の単語にも対応

Google日本語入力は、Google検索に日々入力されるデータを元に常にアップデートされています。

新しい流行の用語などが出てきても、すぐにアップデートされて変換に対応してくれます。

Google日本語入力の弱点

非常に優秀なGoogle日本語入力ですが、1点だけ物足りない部分があります。

Google日本語入力は時に、医学用語の変換はスムーズではない点です。

やぎ

基本的には優秀なんですが、稀な病名や専門用語には対応していないことが多いです。

その弱点を補うのが、DMiMEです。

DMiMEとは

DMiMEはオープンライセンスの医学用語変換辞書ファイルです。

簡単に言えば、無料の医学辞書ファイルです。

Google日本語入力にこのファイルを追加することで、約4.2万語の医学用語が追加されます

Google日本語入力の弱点を補うことで、最高にスムーズな変換を実現できます。

やぎ

ちなみに、DMiMEは『Dictionary of Medical term IME』の略のようです。

設定方法

設定方法について画像つきで解説していきます。

今回はMacでの設定になります。

Google日本語入力

STEP
Google日本語入力のダウンロード

Google日本語入力 のサイトにアクセスし、インストーラをダウンロード

ダウンロードをクリック

利用規約を確認し、『同意してインストール』をクリック

利用規約を確認後、同意してインストール

ダウンロードした『GoogleJapaneseInput.dmg』をダブルクリック

ダウンロードしたdmgファイルを開く
STEP
インストール

『GoogleJapaneseInput.pkg』をダブルクリック

注意が出るが、問題ないので『許可』をクリック

許可をクリック

GoogleJapaneseInputインストーラが起動されたら、連続して『続ける』をクリック

続けるをクリック

『インストール』をクリック

インストール

Mac本体のパスワードを入力し、『ソフトウェアをインストール』をクリック

Mac本体のパスワードを入力後、インストール
インストール中

「インストール後、Google 日本語入力を有効にしますか?」というメッセージが表示されるので、『有効にする』が選択されていることを確認し、『続ける』をクリック

有効にする → 続けるをクリック

インストールの完了

この画面が出たら無事インストール完了
STEP
MacでIMEの設定

上部メニューの【あ】または【A】をクリック

Google日本語入力が表示されるため、入力ソースを切り替える

キーボードメニューが表示されるので、Googleを選択
やぎ

以上でGoogle日本語入力の設定は完了です。

DMiME

STEP
DMiMEのサイトからファイルをダウンロード

こちらのサイトにアクセス

あわせて読みたい
DMiME 医学用語変換辞書 Wiki - DMiME 医学用語変換辞書 - OSDN DMiME 医学用語変換辞書 Wiki - DMiME 医学用語変換辞書 #osdn
今回はGoogle日本語入力にファイルを入れるので、『DMiME Ver.-1.1』を選択
ファイルをクリックしてダウンロード

ダウンロードしたファイルを開き、中身を確認

やぎ

使うのはDMiME.txtのほうです。
わかりやすくデスクトップなどに移しておいても良いでしょう。

STEP
辞書ファイルのインポート

上部メニューの【あ】または【A】をクリック

『辞書ツール』を開く

『管理』 タブを選択し、『新規辞書にインポート』をクリック

『ファイルを選択』で、先ほどダウンロードしたDMiME.txtを開く

辞書名は適当でいいので、「DMiME」とでもつけておく

『インポート』を選択

やぎ

これですべての設定が完了です

まとめ

以上の設定をすることで、医学用語の変換がスムーズになりました。

資料作成などにかかる時間とストレスがかなり軽減されると思います。

やぎ

この記事がお役に立てれば幸いです。では!
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この記事を書いた人

こんにちは、やぎです!
もと再受験生、現在は念願かなって医師。一児の父。
つねに仕事・勉強と子育ての両立を模索し、業務効率化を探求しています。
趣味はガジェット・デスクの環境構築です。

このブログは日々のQOLを上げる効率化、捗るモノやコトを発信しています。
若手医師・研修医・医学生・医療従事者の方々に役立つ情報を心がけます。
よろしくお願いします!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • お世話になります。
    インストールしたのですがgoogle 日本語入力がバーに表示されません。
    なぜでしょうか?
    サポートお願いします。MAC OS 14.9

    • こんにちは。コメントありがとうございます。
      MacOS 14.9ということは最新のOSをお使いですね。過去のOS Venturaでも同様の問題が報告されていたようです。
      調べたところ、Google日本語入力がメニューバーに表示されない問題について、いくつかの対処方法があるようです。

      1. システム環境設定の確認
      • 「システム環境設定」→「キーボード」→「入力ソース」タブを開く
      • 「+」ボタンをクリックし、「日本語」を選択
      • 右側に表示される「(Google)」が付いた入力ソースを追加する
      この際、下の検索窓で「google」などと入力すると表示されることがあるようです(macにGoogle日本語入力の設定でダウンロードしたはずなのに、何故かキーボードに反映されないとき

      2. 開発版のインストール
      • 通常版で解決しない場合、Google日本語入力の開発版を試してみてください
      • インストール時「ログイン時に変換エンジンプログラムを起動する」にチェック
      以下のサイトが参考になるかもしれません。
      Google日本語入力開発版情報

      M2 MacBook AirでGoogle日本語入力が有効にできない時の応急処置

      3. 再起動
      • 設定変更後、Macを再起動してみてください

      4. 他の入力ソースの一時的な追加
      • 他言語(例:韓国語)の入力ソースを一度追加し、その後で日本語を再追加

      5. 既存の入力ソースの削除
      • 使用しない入力ソースを削除し、Google日本語入力のみを残す

      これらの方法を順に試してみてください。
      ご不明点があればお気軽にお尋ねください。
      解決しない場合は、GoogleのサポートページかApple公式サポートへのお問い合わせもご検討ください。

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