MENU

血管解剖の勉強に向けた教科書まとめ

血管解剖の教科書まとめ

この記事は約4分で読めます

こんにちは、やぎ(@yagi_note01)です!

この記事では、画像診断やIVRを行う上で必要になる血管解剖の勉強に適した教科書や資料をまとめて紹介します。

一般的な血管解剖については、グレイ解剖学やネッター解剖学アトラスなどの成書でひと通り勉強できると思います。

しかし、血管の破格や頻度などがまとまっている教科書は見つかりにくく、自分で探すのは大変です。

放射線科になって読影やIVRを行う上で、そのような知識が重要であることを再認識し、今回紹介することにしました。

まとめたものは私自身が目を通したものですが、他にも良いものが見つかれば逐次追記していきます。
(良いものがあればコメントなどいただけると幸いです。)

やぎ

医学生や研修医の方で画像診断やIVRに興味のある方は、ぜひ目を通してみてください。

腹部血管のX線解剖図譜

https://store.isho.jp/search/detail/productId/2205734130

  • 1982年発刊なので40年以上経っている本だが、中身は現在でも色褪せない名著
  • 現在は絶版なのでAmazonなどで購入すると1.5万ほどする。医書.jpで原価で購入できる。
  • 腹部大動脈系、下大静脈系、門脈系、肝動静脈系などの各血管系の発生、分岐、変異、病変などをX線写真や図解で説明。
  • 腹部血管の走行だけでなく、破格についても分類や頻度について詳説してあるため、非常に勉強になる
  • 文章も端的な記載で読みやすく、案外通読性も高い。
  • 総論の部分を読むだけでも、理解が深まる。
  • 13,200円とちょっと高い。

腹部血管画像解剖アトラス

楽天ブックス
¥11,000 (2023/07/22 15:46時点 | 楽天市場調べ)
  • 腹部の血管の分岐・走行を理解・把握して診療に活かすことを目的とした教科書。
  • 肉眼解剖所見も含めて写真・図を多用し、簡潔な文章で解剖および血管分枝の類型をビジュアルに示してある。
  • 血管分枝のタイプ別のパーセンテージも明確に記載されている。
  • 多くの3DCT画像により、3次元の位置関係がよく把握できる。
  • 上記の『腹部血管のX線解剖図譜』の現代版のようなイメージ。オススメ。
  • 11,000円とちょっと高い。

日獨医報 画像診断とIVRのための腹部血管解剖

https://radiology.bayer.jp/publication/nichidoku-iho/2014-59

  • 日獨医報という放射線診断の専門誌の特別企画シリーズとして2014年に掲載された連載記事。
  • 腹部の骨盤、肝・胆・膵・脾、肾・副腎などの血管解剖を肉眼解剖と画像で詳細に解説
  • 画像診断やIVRにおいて必要な血管の分岐・走行・変異・側副路などをビジュアルに示してある
  • Bayerのサイトに会員登録することで無料でpdfを閲覧・DLできる。
  • 無料なのが信じられないほど内容が充実。オススメ。

画像診断 2021年5月号(Vol.41 No.6)これだけおさえる胸腹部解剖-血管と管腔のvariation&anomaly-

  • 上記の『腹部血管画像解剖アトラス』の著者である衣袋健司先生による特集号。
  • 胸腹部の血管と管腔の解剖学的変異や異常について記載。
  • 胸部では、気管支動脈、大動脈弓・肺動静脈、上大静脈・奇静脈、肺分画症と肺静脈還流異常、胸郭出口症候群、胸壁・腹壁の側副路などについて、それぞれの解剖学的特徴や画像所見、IVRの実際など記載。
  • 腹部では、肝臓、膵臓・脾臓、腸管、腎臓、骨盤などの各器官における血管や管腔の変異や異常について、その原因や分類、画像診断上の注意点などが記載。
  • シェーマもきれいで見やすい。価格も雑誌なので手に入りやすい。オススメ。
  • 所属する医療機関で医書.jpオールアクセスを契約していた場合は、無料でpdfをみれる(かも)。

血管内治療のための血管解剖 外頸動脈

楽天ブックス
¥5,940 (2023/07/29 10:35時点 | 楽天市場調べ)
  • 頭頚部IVRに必要となる、外頸動脈の血管画像解剖をイラストや画像でわかりやすく解説したアトラス。
  • 血管造影像と連続断層像を併せて掲載し、複雑な血管走行を3次元的に把握できるように工夫されている。
  • 外頚動脈についてこれだけ詳細に記載されている教科書はなかなかなく、貴重。
目次

その他

メディカテ 3 イラストと画像でみる血管内治療に必要な全身血管

こちらの メディカテ3 はカテ室スタッフのための教科書です。

上記の本は詳細な記載が魅力なのですが、逆にいえば詳しすぎると感じる人もいるかもしれません。

こちらの教科書は、全身の主要な血管に関して、実際の血管造影の写真とそのシェーマ・解説が記載されています。

シェーマも見やすく、はじめに学ぶのに必要十分な量が載っています。

価格も手頃であり、研修医などではじめの1冊を探している人に特にオススメです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

こんにちは、やぎです!
もと再受験生、現在は念願かなって医師。一児の父。
つねに仕事・勉強と子育ての両立を模索し、業務効率化を探求しています。
趣味はガジェット・デスクの環境構築です。

このブログは日々のQOLを上げる効率化、捗るモノやコトを発信しています。
若手医師・研修医・医学生・医療従事者の方々に役立つ情報を心がけます。
よろしくお願いします!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次